建築家(デザイナー)に設計を依頼する5つのメリット
「建築家」ひと昔前まではあまり聞きなれない単語だったかもしれませんが、最近ではよく耳にする単語かと思います。某〇的ビフォーアフターといったテレビ番組で「リフォームの匠」として紹介されたり、新国立競技場の設計問題などで話題になったりと、最近ではよく耳にします。世間の建築家に対するイメージは「敷居が高い」「要望を聞いてくれず、作品を作られてしまいそう」「コストが高そう」など、マイナスイメージを持たれている方も多いかと思いますが、実は違います!そんな「建築家」に設計を依頼するメリットをご紹介させて頂きます。
メリット1:要望をしっかりと聞いてくれる
早速世間とのイメージとは逆になりますが、建築家はしっかりと要望を聞いてくれます。ハイアス・アンド・カンパニー株式会社の「R+house調べ」が行った、建築家と家を建てた経験を持つ消費者531名を対象にした「建築家と建てる家に関する意識調査2016」の結果によりますと、77%の方が建築家と建てた家に満足していると回答しています。
また、「建築家と家づくりを行って良かったですか?」の質問に対して良かったとの回答は83%という高評価でした。理由としては、「自分の要望と価格のバランスを考慮してくれた」がトップの回答で39%、「ヒアリングが上手く、生活に合った設計をしてくれた」との回答が26%で2位でした。
このような調査結果からも「建築家は要望を聞いてくれない」ということはなく、逆にしっかりと要望を聞いてくれて、それをもとに設計デザインをしてくれるということが分かります。
ハウスメーカーでは決まった自社基準があるため、基準から外れる事が出来ず、お客様の要望を聞いてくれなかったり、工務店では提案力に欠ける部分があるため、お客様の要望に合う提案ができない…といったことが多々あります。逆に建築家との家づくりは、制約のない完全なフルオーダーメイド住宅になるため、要望をしっかりヒアリングしお客様に合ったご提案をすることが出来ます。
メリット2: 画一的ではない、こだわりの設計・デザインを提案してくれる
ハウスメーカーのような自社基準があると、要望を100%実現できず、完成した建物も似ているデザインやテイストになってしまいがちです。一方、建築家との家づくりは制約のない完全なフルオーダーメイド住宅なので、間取りやデザイン・テイストなど、お客様のご要望に合った提案をしてくれます。メリット1にも記載をしましたが、しっかりと要望を聞いてご提案をしてくれますので、要望に合ったデザイン性のある建物を設計してくれます。メリット1でご紹介した調査結果においても「生活に合った設計をしてくれた」との回答も多いことから、奇抜な作品性のある建物ではなく、デザイン性を考慮しつつその人のライフスタイルに合った建物を提案してくれます。
メリット3:敷地を最大限活かした設計をしてくれる
「敷地を最大限に活かす」というのは建築家に設計を依頼する大きなメリットかと思います。変形地や狭小地、密集地などの条件が厳しい土地であっても、建築家はその土地を活かした提案をする事が出来ます。条件が厳しければ厳しいほど、自社制約のあるハウスメーカーや工務店などでは提案自体が出来ないといった事もしばしありますが、逆に建築家にとっては腕の見せ所です。条件が厳しく要望を実現できそうにない土地でお悩みの方は、一度建築家に相談してみると良いかもしれません。きっと目から鱗な提案をしてくれます。
メリット4:コストのコントロールをしてくれる
「コストが高そう」というのは世間の建築家に対するイメージとして根強くあるかと思いますが、これは少し違います。もちろん完全なフルオーダーメイド住宅のため、あれもこれもとなると金額が上がってしまう可能性はあります。ただ、フルオーダーメイド住宅だからこそ、お客様のこだわりのポイントを把握し「ここにはお金をかけるけど、こっちは費用を抑える」などのコストコントロールが可能でございます。標準仕様などが決まってしまっているとそこからの変更が難しく、コストコントロールがうまくできない事もありますが、フルオーダーメイドの住宅であればそれが可能です。そのため「コストが高い」という事はなく、お客様の建築予算に合わせてご提案することが出来ます。
メリット5:お客様の立場に立ってくれる
ハウスメーカーのような社内設計となると、設計するのはあくまで社内の人間です。社内設計であってもお客様の要望をもとに設計はしますが、あくまで社内の人間にはなりますので、会社の立場に立った提案をしてしまうことも…。一方の建築家は会社などには属さず独立して設計事務所を構えています。そのため会社都合などを考えず、お客様の立場に立って設計をしてくれますので、より要望を実現した建物を建てることが出来ます。施工会社との間に入って色々な調整をしてくれますので、社内設計にはないメリットが建築家にはあります。
まとめ: 建築家住宅は施工会社も大事!
いかがでしたでしょうか?世間の建築家に対するイメージとは違って、建築家に設計を依頼するメリットはたくさんあります。ただし、建築家が設計デザインをした図面を最後にカタチにするのは施工会社です。施工会社の良し悪しによって建物の完成度も変わってしまいますので、その点にも注意が必要です。建築家に設計を依頼する際には、施工会社も意識することをおススメ致します。
当社は、創業当初より建築家と一緒に家づくりをしてきた実績と、しっかりとした施工体制(長期保証体制)がありますので、建物には自信があります。
建築家住宅が気になる方はお気軽にご相談下さい。