柱と梁が織り成す凛とした空間
メインスペースは凛とした美しい佇まい。柱は樹、梁や垂木は枝をイメージしており、外環境の自然と調和を図っている。薪ストーブはA様邸のキーカラーであるブラウンのものを建築家と施主がショールームで一目惚れして即決。椅子や家具、テレビ台の高さまで建築家と相談しながら決めることができたとのこと。
平屋ならではの贅沢な開放感
全体的なトーンをブラウンに寄せ、落ち着いてくつろげる空間に。アイランド型のキッチンカウンターを採用し、あえてリビングとの境界を作らず開放的な間取りを実現している。屋根の勾配を活かした高い天井は平屋ならでは。
インテリアコーディネートまで建築家がサポート
木をふんだんに使った空間に、端正な雰囲気のインテリアが似合う。コーディネートについても建築家がサポートするからこそ、感性あふれる空間に仕上がるのがうれしい。
こだわりの一枚板
上がりかまちに大きな木の一枚板を使った玄関。ディテールの一つひとつにまでこだわる、妥協のない住まいづくりに施主様も大満足とのこと。
シーリングのような丸い天窓は家のあちこちに設けられており、木漏れ日のような光を届けてくれる。
外を取り入れるバスルーム
ラグジュアリーホテルのようなサニタリーとバスルーム。アウトドアで汚れた身体を洗えるよう、直接バスルームに入れる設計。景観を室内に取り込む大胆なアイデアなど、どれもワクワクする提案ばかり。
緩やかに繋がる個室
リビングダイニングとひと続きの寝室。主寝室のほかはオープンで家族の気配が感じられる。天井に段差を設け、単調になりがちな空間に変化をつける工夫も。ここにも天窓を設置。
木々を囲むデッキ
テラスの屋根を円形に大きく欠き取り、成長を続ける木々に優しい造りに。デッキには木をイメージした丸太の柱を据えている。心地よい風と陽射しを感じながら、デッキでブレックファスト…という贅沢な暮らしの夢も広がる。
建築家の細かい心配り
バスルームのある北側はプライバシーに配慮し、部分的にセットバックしてデッキを設け、開口部も最小限にとどめている。
木々と共に生きる住まい
何十年も前からそこに存在していたような、木立の中に建つ住まい。南側の庭から夕景を眺めると、平屋にこだわった建築家の思いが伝わってくるようだ。