外側のリフォーム After
Point1 外壁にスリットを入れて防犯性をアップ、駐輪場の設置も
外壁が白アリにより腐食が進んでおり、グラグラで危険な状態でした。また、外から内側が見えないので防犯面で懸念がありました。そこで、一度壁を解体して既存のイメージで再生し、その際壁にスリットを入れて防犯性を向上させました。
また、敷地内に無造作にとめられていた自転車は、駐輪場を設置することで解消されました。
Point2 門扉やフェンスの設置で安全面の向上
外部からの侵入を制限し、防犯性が高まり、特に一階の居住環境が向上しました。また、アパートに隣接した残地はオーナー様の駐車場として利用しています。
Point3 塗装で見た目の統一感と安全性の向上
これまでバラバラだった柵や玄関扉のカラーをネイビーで統一することでデザイン性が向上しました。また、わたり廊下部分については既存の素材が雨や雪で滑りやすく危険でした。珪砂入りの塗料を散布する事で、表面の仕上がりをザラザラにし、滑り止め効果をプラスしました。
また、建物の間のスペースは既存の砂利を取り除き、防草シートを張った上で新規の砂利を敷き直ししました。
内側のリフォーム
時代のニーズをキャッチし、シェアルームへ
もともとはファミリータイプの2DKでしたが、近隣の市場調査の結果、アパート周辺には1LDK・2DKのコンクリート造・鉄骨造の物件が多く、それらの空室率が比較的高いことが分かりました。また近隣に大学があるため、若年層のニーズを反映したシェアルームに変更しました。敬遠されがちなユニットバスもバストイレ別に変更し、時代のニーズを反映しました。床材にはカリンの無垢材を使用し、空間をグレードアップしています。
間取り変更で居室をグレードアップ
昨今のニーズを反映し、ユニットバスからトイレバス別の間取りへ。床材は無垢のラバーウッドを使用してグレードアップすることで、他の物件との差別化を図りました。また、釘が打てる長押しを設置し、直接壁を傷めることなく壁面を有効活用できるので、退去後のメンテナンスもしやすくなります。
リフォームのきっかけは何ですか?
築30年になるアパートですが、近頃空室が多く、そろそろリフォームもしくは建替えが必要だと感じておりました。
どのように会社を選びましたか?
ワンズさん以外に3社に相談し、3~4階建ての新しいアパートへの建替えや、南側をファミリールームに増築するご提案をいただきました。金銭的負担が大きくなかなか踏み切れませんでした。そんな中、ワンズさんからは建て替えではく、既存のアパートを良い点を生かしたコストを抑えたリノベーションをご提案いただきました。取り壊して立て直すよりも時間がかからず、借り手の設定や家賃収入とリノベーション費用の回収も非常に現実的だったのが決め手になりました。
家づくりのこだわりは?
息子の将来の為に、安定収入を確保してあげたいと考えていたので、収益性の向上はもちろん、草むしりなど、日々の管理が楽になるようにしたいという希望がありました。また、アパートに隣接する残地も有効活用できればと考えておりました。なるべくコストを抑えつつも、入居者様に気に入っていただけるようリニューアルしたいと思いました。ファミリータイプをシェアルームにするという発想は私たちには無かったので、建築家や担当者様のアドバイスがなければそのような思い切った間取り変更はできていなかったと思います。

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