各社の提案を受けてどうでしたか?
ハウスメーカーが作る木造の基準では、屋上が作れなかったり、値段が合わなかったりと、自分たちの理想の家は建たないことが判明しました。
最初は予算の兼ね合いから木造で検討しておりましたが、大きな窓を希望していたこともあり、ワンズからは、私たちの理想に近づけやすいRC造を薦められました。耐火性能、構造強度、躯体耐用年数、などを考えるとRC造が望ましいと思いましたが、どのくらいのコストになるかが見当つかない状況でした。そこで、建築家の小山先生からRCの提案とコストを提示していただき、費用対効果を検討しました。大震災を高層ビル内で経験した妻が建物の耐震性も重視していたので、できればRC造にしたいと思うようになりました。
最終的にワンズともう1社に絞りました。そちらもデザインが良く、想像以上に良い提案でしたが、木造で屋上が小さく私たちの希望がすべて叶う提案ではありませんでした。
建築家と家づくりをされてみてどうでしたか?
建築家に限ったことではありませんが、打合せが大変でした。子どもがいたら妥協して建売を買っていたかもしれない(笑) 家づくりを進める中で子どもが生まれることになり、屋上の手すりを柵にするなどの急な変更にも快く対応してもらえました。
建築家は材質に詳しく、施主のこれはこうしたいという個別の希望を受けて、全体のバランスとして整えてくれる印象を受けました。
私は、内装に珪藻土や大理石を取り入れたかったのですが、全面だと予算的に難しいため、建築家が素材の組み合わせの提案をしてくれて、仕上がりもコストも納得のいくものになりました。
また、妻はコンクリート打ちっ放しだけだと殺風景になるので、木や緑のぬくもりを取り入れた収納を希望していました。建築家とは別に家具デザイナーを入れて、「木目の美しい見せない収納」「効率よく家事ができる生活導線にあった収納」をオリジナルで造作しました。
夫婦それぞれこだわりのポイントがあると思いますが、どちらかが我慢するのではなく、私たちの要望はほぼ実現できました。
担当の小山先生は、家具デザイナーを目指されていたこともあり、カーテンやダイニングテーブルの購入も相談にのってくれたので、トータルで家のデザインがまとまっていて満足しています。
ワンズにはどんなお客様が合うと思いますか?
ワンズは合わないものには合わないと正直に言ってくれます。アドバイスは率直だけど、無理強いはしてこないし、無理して施主を褒め称えりしない。ちやほやされたい人には合わないかもしれませんね。最後まで納得のいく家づくりができて良かったです。