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2025/11/29

建築家がリノベーション | リフォームとリノベーションの違いにも触れる

リフォームとリノベーション── 似たような言葉ですが、その奥にある思想や目的には、大きな違いがあります。住まいを「ただ直す」のか、「新しい価値を創る」のか。今回は、その違いを改めて浮き彫りにしながら、その魅力を紡いでいきます。そして、もしあなたが「ただ住めればいい」のではなく、「心地よく、長く、豊かに暮らす場」を求めるなら──その先にあるのが「リノベーション」という選択肢です。まず、言葉の意味から整理しましょう。一般的に「リフォーム」は、古くなった住まいや汚れた設備を“新築時のように戻す”こと、「リノベーション」は、“現在の暮らしに合わせて、性能・価値・デザインを高める”ための改修を指すとされています。たとえば、壁紙を貼り替えたり、キッチンやユニットバスの設備を新しくするのがリフォーム。一方で、間取りを変えたり、配管や断熱性・耐震性を見直したり──構造に近いところまで手を入れて、「住まい」そのものを再構築するのがリノベーションです。言わば、リフォームは「マイナス状態をゼロに戻す修繕」、リノベーションは「今の暮らしにふさわしい+αをプラスする再構築」。この認識が、きわめて一般的とされています。では、それぞれの魅力をもう少し立体的に見てみましょう。

リフォームの魅力

  • コストを抑えて気軽に更新できる。壁紙の張り替え、設備交換といった部分的な工事なら、数万円から数十万円程度で済むケースもあります。
  • 工事期間が短く、生活への影響が軽い。キッチン交換やクロスの貼り替え程度であれば、数日~数週間で終わることが多く、仮住まいや長期の引越しが不要なこともあります。
  • 「今の間取りや暮らし方をそのままに、でも清潔・快適にしたい」「老朽化・劣化した部分だけ直したい」という場合に適している。築浅の住まいを、もとの良さのまま維持したいときには、とても合理的です。

要するに、リフォームは“気軽で、手軽で、必要最低限の更新”──日常の延長線上で、住まいを整える手段です。

対して、リノベーションにはまた別のスケールの魅力があります。

リノベーションの魅力

  • “ライフスタイルに合わせて空間を再構築できる” — 家族構成の変化、家での過ごし方の変化、趣味の充実など… 住む人の人生の変化に伴って、間取り、回遊動線、収納、採光・通風、温熱環境、防音性などを根本から見直すことが可能です。
  • “既存の築古物件も、新築のように、あるいはそれ以上の価値ある住まいに生まれ変わる” — 好立地だけれど古い、あるいは住宅の仕様が古くて不便…そんな住まいでも、リノベーションで最新の快適性・デザイン性を備えることで、暮らしの質を大きく向上させることができます。
  • “資産価値の向上・維持につながる可能性” — 特に中古物件を買ってリノベーションする場合、内装や設備だけでなく構造的な改修や断熱性の改善を行えば、完成後の物件価値が高まり、将来的な資産保持という観点でも有利です。
  • “自分らしい、世界にひとつだけの空間を創る” — 新築よりも自由度が高く、既成のパッケージに縛られず、素材やデザイン、動線設計、家具との調和に至るまで、暮らし手の想いを反映させられるのがリノベーションの醍醐味です。

言い換えれば、リノベーションは“住まいの再定義”。“ただ住む”場から、“暮らしを楽しむ”、“人生を豊かにする舞台”へと昇華させることができるのです。

もちろん、どちらが「良い」「悪い」という二元論ではありません。リフォームとリノベーションには、それぞれ適した住まいやライフスタイルがあります。選ぶべきは「今のあなたの暮らしにとって、何が必要か」。

  • 築浅で設備はまだ新しい。だが、少し古くなった壁紙やキズのついた床、経年でくたびれたキッチンを新しくしたい──
    → それなら、リフォームで十分。コストも期間も抑えられ、生活への影響も少ない。
  • 家族構成が変わった。趣味を楽しみたい。将来を見据えて価値ある住まいにしたい。もう少し広さや快適さを追求したい──
    → その想いは、リノベーションという選択肢にこそふさわしい。

私たちは建築家の作品にも携わっています。一例を紹介します。

菊名貝塚の住宅。


菊名貝塚の住宅 外観写真
photo│jumpei suzukm│chika kato
lead architect │ atelierco  structural engineer │ shuji tada

アトリエコ株式会社 一級建築士事務所が設計したリノベーション。

新建築という建築に精通している方々が情報収集したり、建築を学ぶ学生らが夢を膨らませて読む本格的な住宅専門誌にも掲載されています。そして、住宅建築賞2022 東京建築賞2023(戸建住宅部門優秀賞│リノベーション賞) も受賞しています。

菊名貝塚の住宅 室内写真

アトリエコ株式会社 一級建築士事務所
https://www.atelierco.net
建築家に設計してもらうと想像を超えたリノベーションを実現してくれるはずです。

ここで、私たち ワンズライフホーム の立ち位置についても触れさせてください。世田谷区成城、新宿区西新宿、豊島区上池袋、船橋市に拠点を構え、東京23区を中心に、多くのリフォーム・リノベーションを手がけてきた私たち。私たちが提供したいのは、単なる「修繕」や「原状回復」ではありません。

建築家と共に、一つひとつの素材やデザイン、断熱性・耐震性といった性能にまでとことんこだわり、「その家でどう暮らしたいか」「どんな人生を描きたいか」をともに考える──それが、ワンズライフホームの考える「リノベーション」です。

壁や床、窓、天井、浴室にいたるまで、自然素材や断熱性、快適性を丁寧に設計。家族構成や趣味、ライフスタイルに合わせた間取り、動線、収納設計。住む人の心と体にやさしく、かつ美しく、機能的な住まい。私たちが何度も受賞歴を重ねてきたのは、まさにそのこだわりが、単なる住まいではなく、一生ものの「暮らしの土台」をつくってきたからだと自負しています。

しかも、マンションの一室でも、戸建でも。中古でも新築でも。その可能性は無限です。単なる修繕では満たせない、人生を彩る「居場所」をつくるなら──それは、リノベーションという、ひとつの芸術とも言える選択肢なのです。

リフォームは、「住まいを整える」。
リノベーションは、「暮らしを創る」。

どちらも立派な選択です。しかし、もしあなたが「これからの人生を、心地よく、豊かに、そして長く紡ぎたい」と願うなら。リノベーションという名の、新しい住まいとの出会いを、ぜひ選んでほしい。

私たちワンズライフホームは、あなたの想いに耳を傾け、ともに「ただの家」ではなく、「あなたらしい暮らしのキャンバス」を描き出すパートナーでありたい──そう願っています。


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