建築家と造るオリジナルの家具
建築家と造るオリジナルの家具
〜造作家具で実現する理想の暮らしと唯一無二の空間デザイン〜
■ はじめに
私たちが日々暮らす住まいの中で、家具は単なる「物を置くための道具」ではなく、生活そのものを形づくる大切な存在です。
ダイニングで家族と食卓を囲むテーブル、ゆったりと本を読むための書棚、効率的に収納できるクローゼットやテレビボード。これらは暮らしの動線や快適さに直結し、住まいの印象を大きく左右します。
しかし、既製家具だけで完璧に理想を叶えることは容易ではありません。サイズが合わない、素材や色合いが空間と馴染まない、欲しい機能が備わっていない──そんな悩みを持つ方は少なくないでしょう。
そこで注目されているのが「建築家と造るオリジナル家具(造作家具)」です。
建築家と工務店、大工、家具職人が一体となり、住まいと調和した世界にひとつだけの家具をつくり上げる。そこには既製品では得られない「暮らしやすさ」「デザイン性」「耐久性」「統一感」があります。
この記事では、東京都世田谷区で自然素材の家づくりを行う私たち工務店が、豊富な実例とともに造作家具の魅力・メリット・種類・製作方法を徹底解説します。
さらに、建築家と一緒に家具をつくるからこそ実現できる空間演出や、オリジナル家具を取り入れる際の注意点、成功の秘訣もお伝えします。
■ 目次
■ 1. 造作家具とは?
「造作家具(ぞうさくかぐ)」とは、建物の空間や暮らし方に合わせて一から設計・製作されるオーダーメイド家具のことです。
建築の現場では「造作」という言葉が「柱や梁以外の内装仕上げや取り付け工事」を指しますが、一般的には作り付けの棚や収納、カウンター、デスク、ベッドなどを意味します。
つまり、既製品を「買って置く」のではなく、空間に合わせて「作り付ける」家具。
- リビングの壁一面を使った本棚
- 階段下のスペースを活かした収納
- キッチンと一体化したダイニングテーブル
- 部屋の形状にぴったり合わせたワークデスク
これらはすべて造作家具の代表例です。
■ 2. 建築家と造る家具の最大のメリット
造作家具を導入するメリットは数多くありますが、特に建築家と協働することでさらに価値が高まります。
メリット①:空間にジャストサイズで収まる
既製品では難しい「ミリ単位の調整」が可能。狭小住宅の収納や、梁や柱のある空間でも無駄なく設置でき、デッドスペースを有効活用できます。
メリット②:オンリーワンのデザイン
建築家が全体の空間デザインを踏まえたうえで家具を設計するため、世界に一つだけのオリジナル家具が実現。素材・形・色・機能をすべて自由に組み合わせられます。
メリット③:住まい全体との統一感
床材やドア、壁材と同じ素材や色を用いることで、空間全体が調和。インテリアに一体感が生まれ、住まいの完成度が格段に高まります。
メリット④:地震や安全性への配慮
壁に固定する造作棚や吊り戸棚は、既製品の家具より耐震性に優れる場合が多く、倒壊のリスクを軽減。小さなお子様やペットのいる家庭でも安心です。
メリット⑤:生活スタイルに完全フィット
趣味やライフスタイルに応じて設計できるのが造作家具の魅力。
- コレクションに合わせたガラス扉付き収納
- テレワークのためのL字型デスク
- ペット用の通路を組み込んだテレビボード
■ 3. 造作家具の製作方法
造作家具のつくり方には大きく分けて 「大工工事」と「家具工事」 の2種類があります。
大工工事
現場で大工が直接材料を加工して製作する方法。
- メリット:空間にぴったり、コストを抑えやすい
- デメリット:複雑な形状や精密な仕上げは不得意
家具工事
家具工場で製作し、現場で組み立て・設置する方法。
- メリット:高精度・高品質な仕上がり、デザイン自由度が高い
- デメリット:コストがかかる、完成まで実物を確認できない
理想は「大工工事+家具工事」のハイブリッド。住まいの規模やデザインに応じて最適な方法を選びます。
■ 4. 造作できる家具の種類と実例
収納家具
- 壁一面の本棚
- 階段下収納
- 小上がりの床下収納
- 間仕切り兼用の棚
→ デッドスペースを最大限に活用。

テーブル・デスク
- キッチンカウンター一体型ダイニングテーブル
- 壁面収納に組み込んだワークデスク
- 配線穴付きテーブル
→ 使い勝手とデザインを両立。

ベッド
- ロフトベッド+収納
- 子ども部屋の二段ベッドと学習机セット
→ 限られた空間を有効に使える。
その他
- テレビボード
- 洗面化粧台
- 飾り棚・ギャラリースペース
→ 住まいの雰囲気を格上げ。

■ 5. 建築家とつくるからこそ叶う空間デザイン
造作家具を単に「収納」や「便利さ」で終わらせないのが建築家との協働の強みです。
- 照明と組み合わせた家具演出
- 自然素材との調和
- 家族の動線を意識した家具配置
家具が単独で存在するのではなく、建築そのものと一体化するデザインが可能になります。
■ 6. 造作家具を成功させるポイント
- 建築家・工務店・家具職人の連携
- 生活動線や将来のライフスタイルまで考える
- 素材選びは慎重に(自然素材はおすすめ)
- コストと優先順位を明確に
- メンテナンスや耐久性を意識
■ 7. 当社が提案する「世田谷スタイルの造作家具」
東京都世田谷区は住宅密集地でありながら、自然素材を活かした温かみのある住まいを求める方が多い地域です。
私たちの工務店では、建築家とともに自然素材+造作家具を組み合わせることで、以下のような価値を提供しています。
- 国産無垢材を使用したダイニングテーブル
- 珪藻土の壁と調和する造作収納
- 世田谷の狭小住宅に合わせた「空間を生かす家具設計」
■ まとめ
「建築家と造るオリジナルの家具」は、単なる家具づくりではなく、暮らしそのものをデザインする行為です。
既製家具では叶わない「サイズ」「素材」「デザイン」「機能」を住まい全体の設計と統合することで、理想の空間が完成します。
私たち世田谷の工務店は、自然素材とデザイン性にこだわり、建築家・大工・家具職人とともに唯一無二の住まいを形にします。
「造作家具を取り入れたい」「オリジナル家具のある家に住みたい」という方は、ぜひ私たちにご相談ください。
