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2024/09/23

失敗しない家づくり:世田谷区の建築会社ワンズライフホームがお伝えする、最適な断熱材選びと施工の重要性

 

 

失敗しない家づくり:最適な断熱材選びと施工の重要性

家を建てるうえで断熱材の選定と施工の質は、家の快適さとエネルギー効率を大きく左右する重要な要素です。日本の四季に対応できる家を作るためには、断熱性能を十分に考慮し、適切な材料を選び、正確な施工を行うことが欠かせません。本記事では、断熱材の選び方と施工方法、さらに失敗しない家づくりのために押さえておくべきポイントについて詳しく解説していきます。


断熱材選びと施工

■ 目次

 

■ 1. 断熱材とは?その役割と重要性

断熱材は、家の外部と内部の温度差を和らげ、建物全体のエネルギー効率を向上させるために使用されます。断熱が適切に施工されている家は、エアコンや暖房に頼ることなく、快適な温度を保つことができます。逆に、断熱が不十分な家では、夏は室内が蒸し暑く、冬は寒さが厳しく感じられることになります。

特に日本のように四季がはっきりしている国では、断熱の質が快適な生活に直結します。さらに、光熱費の削減や環境負荷の低減にもつながるため、断熱材の選定は経済的にも環境的にも非常に重要な要素と言えます。

断熱材がもたらす効果

  • 冷暖房効率の向上: エアコンや暖房に依存せずに快適な室内環境を保てる。
  • エネルギー消費の削減: 断熱材が適切に機能することで、光熱費を抑えることができる。
  • 快適な住環境: 夏は涼しく、冬は暖かい居住空間を実現。

 

■ 2. 断熱材の種類とその特徴

断熱材にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。適切な断熱材を選ぶためには、素材ごとの性能や使用される場所に応じた特性を理解することが重要です。

鉱物系断熱材

    • グラスウール (準耐火建築物利用可)

ガラスを高温で溶かし、繊維状に加工した断熱材です。比較的安価でありながら、耐火性や防湿性に優れています。
弊社では高性能グラスウールで施工しているケースが多いです。
耐火性能・コストパフォーマンスも高く、UA値のコントロールもしやすいのが特徴です。

    • ロックウール

玄武岩や鉄鋼スラグを溶かし繊維状にした断熱材です。
耐火性が非常に高く、結露対策にも優れているため、湿気が多い地域や防火性能が求められる場所での使用が適しています。

石油系断熱材 (※準耐火建築物利用の場合、防火認定方法の確認が必要です)

    • ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)

ポリスチレン樹脂を発泡させた素材で、発泡スチロールとしてよく知られています。軽量で耐水性に優れ、コストパフォーマンスが高いことが特徴です。

    • 硬質ウレタンフォーム

発泡して硬化させた素材で、高い断熱性能と強度を兼ね備えています。外張り断熱や基礎部分に多く使用され、現場で吹き付けるタイプもあり、複雑な形状でも均一に断熱性能を発揮します。

自然系断熱材 (※準耐火建築物利用の場合、防火認定方法の確認が必要です)

    • セルロースファイバー

古紙や新聞紙をリサイクルして作られる自然素材の断熱材です。吸音性が高く、環境に優しいことから、エコロジーな住宅に最適です。

    • ウール(羊毛)

羊毛を使用した断熱材で、調湿機能があり、湿気を吸収・放出する自然の機能を持っています。環境に優しく、持続可能な素材として人気です。

 

断熱材を選ぶ際には、以下の要素を考慮する必要があります。

  • 断熱性能: どれだけ熱を遮断できるか。
  • 防火性能: 火災時の安全性。
  • 耐久性: 長期間にわたり性能を維持できるか。
  • コスト: 初期費用やメンテナンスコスト。
  • 環境への影響: 素材の持続可能性やエネルギー消費に与える影響。

 

■ 4. 断熱施工方法の種類と選び方

断熱材の選定が完了したら、次に重要なのは施工方法です。断熱材の性能を最大限に引き出すには、施工の質が極めて重要です。以下では、代表的な断熱施工の方法を解説します。

充填断熱 (内張り断熱)

充填断熱は、室内の家の柱と柱の間に断熱材を詰め込む工法です。コストが安価で多くの断熱材に対応していますが、隙間なく施工するためには高度な技術が求められます。

外張り断熱

外張り断熱は、柱の外側に断熱材を貼り付ける方法です。柱からの熱の流出を防ぐことができ、断熱効果に優れていますが、施工費用が高くなることがデメリットです。

付加断熱

充填断熱と外張り断熱を併用する工法で、最も高い断熱性能を得ることができます。ただし、コストが上がる点に注意が必要です。

 

■ 5. 施工会社選びの重要性

断熱材の選定が終わったら、次に重要なのは施工会社選びです。どんなに高性能な断熱材を選んでも、施工が不十分ではその効果を十分に発揮することはできません。

気密性能(C値)の確認

C値は、建物の気密性を示す指標で、数値が低いほど気密性が高いことを意味します。断熱材の効果を最大限に発揮するには、C値が1以下、理想的には0.8程度の施工会社を選ぶことが望ましいです。

施工実績の確認

施工実績が豊富で、特定の断熱材や施工法に強みを持つ会社を選ぶことが重要です。特に、実際の施工現場を見学して、施工の質を確認することも有効です。

弊社では、木造でC値0.28㎠/㎡の施工実績もございます。技術力の高い職人さんが心を込めて施工しますので、安心してご相談下さい。

 

■ 6. 最適な断熱材選びのためのポイント

断熱材の選定において重要なのは、材料の特性だけでなく、家全体の設計や地域の気候にも目を向けることです。断熱材はその性質や性能に応じて、住宅の特定の部分で最適に機能するため、どの材料をどの場所で使用するかを慎重に考える必要があります。また、長期的な視点でコストパフォーマンスを考慮することも大切です。

 

■ 7. まとめ:断熱材で失敗しない家づくりを

断熱材の選定と施工は、家づくりの成功を左右する大きなポイントです。
快適でエネルギー効率の良い家を実現するためには、断熱材の特性を理解し、施工の質にこだわることが必要です。
失敗しない家づくりのためには、信頼できる施工会社とともに、最適な断熱材と施工方法を選んでください。

弊社は様々な断熱材で施工できる世田谷区の建築会社です。
外部のアトリエ系建築家が設計し、弊社で技術力のある工事監督や職人さんが施工する事が特徴です。
建築家がデザインで設計しますので、世界に一つのオンリーワン住宅をご提供します。
弊社には標準仕様がありませんので、お客様のご要望とご予算に寄り添ってご提案させて頂きます。
そして建築家が弊社に自邸を施工依頼するなど、施工力も高評価を頂いております。
まずはお気軽にご相談下さいませ。
ご連絡を社員一同心よりお待ちしております。

 


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